三栄町LIVE×若宮亮プロデュース
「日めくりを、なぞる」
@四谷三栄町LIVE STAGE
【あらすじ】
「君を許す許さないなんて、
俺が言えたことじゃなかったんだもともと。
結局のところ、追い込んだのは俺も含めて...
つまりは俺もその一因に
なっていたんだから。君はあの人を、
許すことができたのだろうか?
愚門かな?俺は、今も頻繁に起こる
どうしようもないこんなものを、
間違っても、許そうなんて思わない。」
女性が一人、ドアの前に膝をついている
「...私があんたをこう、させたの?」
言葉とは全く逆の、慰めを欲する顔が
うっすらと照らされる。
ドアの向こうには息子の靖幸。もう長い間
二人は顔を合わせてはいないらしい。
娘の沙織は刑事である前川真一の妻。
真一はある事件を追っている。沙織は
靖幸の過去と現在を見ている。それは
夫、真一の過去と通ずる事も知った上で。
人にとって過去は過去だ。
この息が続く限り、そうなのだ。
多くの人が辿る必要のないものかも
しれない。誰かのお陰でかわすことが
できたのかもしれない。
たまたまの、タイミングが合えば...
「助けたい」耳障りの良いこんな言葉は
持てる人には持てるし持てない人には
持てないものなのだ。
有効期限みたいなものをください、
いつ終わるのかだけ、教えてください。
あなたのその自分勝手な「関わり方」
作・演出/粕谷佳五
ABキャスト
小寺利光
粕谷佳五
Aキャスト
冨樫結菜
久保弥優
紅葉
白石寿
梶田翔子
山本光人
東盛沙羅
竹本俊(劇団ひまわり)
野中ぴよこ
Bキャスト
根本優奈
渡ゆうか
中川愛美
中山智瑛(劇団空白ゲノム)
岸野佳乃子
佐藤寛大
佐藤弓季
神山順紀
吉村きりを
2月突入して
最初の土曜日。
高校の
可愛い後輩である
冨樫結菜ちゃんの
出演する舞台を
観てきました
女優として
益々磨きがかかった
素晴らしい演技で
魅せてくれた
結菜ちゃん
地元情報誌にも
掲載されるなど
同じ都市(まち)に
住む者として、
最近の活躍ぶりを
誇らしく思う。
作品も絡み合う
人間関係を
巧く描いて最後まで
目が離せずで、
観応えあって
良かったです