舞台「夜行万葉録・未」
@高島平バルスタジオ
[あらすじ]
妖怪しか入る事の出来ない
魂物(たまもの)神社で、宮司を務める
去独(こどく)(服部武雄)が、妖怪たちの
苦しみや願いを叶えてやる物語。
時は1980年頃のとある秋の夜、
川を渡る風の冷たさに襟を立てながら、
関口羊助(緑川睦)は、
ふらりと立ち寄った
古ぼけた屋台で酒をあおっていた。
「もう漫画家になる夢はあきらめて、
田舎に帰るつもりなんだ」
そう疲れた笑顔で寂しそうに肩を
すくめる彼の背後に、いつのまにか
1人の少年(杉山真宏)が現れる。
関口は、少年に乞われるままに自らの
マンガを嬉しそうに見せるも、しかし
少年は、そのマンガを一目見た瞬間、
怒りで顔を真っ赤に染めてこう言った。
「これは…俺の話だ…」
「は…?」
「何故だ…どうしてお前がこの話を
知っている…」
「どういうこと?」
「俺の名は赤舌…これは、俺の物語だ…」
この世ならざる者にしか入る事の
叶わぬ魂物(たまもの)神社。
苔むした石灯篭に、化け物たちの
悲しみが灯る時、宮司の手にした
鈴の音が、辺りに凛とこだまする。
「闇に紛れし夜行の御業(みわざ)、
幽世(かくりよ)より参らせ給い、
いざ、一夜の幻を…」
魂物神社の宮司・去独(こどく)が、
化け物と人との糸を解きほぐす
妖怪謎解きミステリー。
現代パートを中心に短編が3編で構成
されており、ラスト、三つの短編全て
が繋がる謎解き妖怪ファンタジー。
[作・演出]
浅野泰徳(Jungle Bell Theater)
[出演]
服部武雄
杉山真宏(JBアナザーズ)
稲岡志織
程嶋しづマ(聖地ポーカーズ)
岡教寛(Jungle Bell Theater)
國崎馨
タカフジチヒロ
細川陽平
森山瞳
ズドン(バルスキッチン)
川岸銀次(バルスキッチン)
緑川睦
「五月の夢」と同じ
浅野泰徳さん作・演出
「夜行万葉録・未」
楽日マチネ観劇。
最後に全て繋がる
3本のオムニバスは
現実を忘れて
その不思議な世界に
溶け込める素敵な
ファンタジーでした。
どの演者も上手くて
観応えあるお芝居。
第2話出演の
森山瞳ちゃんが
大人な役柄で演技も
素晴らしかった
久しぶりに
2Shotチェキ撮って
お話も出来たので
ビタミン不足ならぬ
ひとみん不足も
すっかり解消(笑)
バルスタジオ…
場所は遠かったけど
来て良かった❢
来月はここで
星乃彩月ちゃんの
舞台を観ます